タイトロープな日程で繋いだ白山だったけど、最後の最後で涙を呑む結果に。
白山は石川県と岐阜県にまたがる2,702mの山で富士山、立山と共に日本の三名山(日本三霊山)とされている山。
まずは土曜日の19時30分、成田から小松空港着。
IBEXとかいう会計ソフトのLCCのANAとのコードシェア便でやんす。
機体ちっさ。ANAマイル6,000マイルを投入したんでダーターフライト。
ほぼ無人の小松空港からバスにて金沢駅へ。1,120円とかそんなん。
これで1時間。
金沢駅西口着。この日はここで投宿。
東口の都ホテルを予約してある。北陸新幹線の影響か他はどこも満室。
21時30分くらいにホテル近くの居酒屋で夕飯。
カマトロとキンメ刺しがうまかったな。
コンビニで明日の準備をして就寝。
朝メシはホテルビュッフェがうまかった。
つい遅れてしまい8時に出立。
日産レンタカーでマーチを借りて8時30分に金沢を出る。
車飛ばして、一ノ瀬ビジターセンター着。10時00分着。
マイカー規制でここで路線バスに乗り換え。
ビジターセンター前は満車だったんで、次の六万とかいうバス停に駐車する。
10時20分発。
別当出合に10時36分着。
帰りのバスは17時が最終とのこと。
これに乗り遅れると駐車したとこまで徒歩を強いられる。
これは死守しないといけない。
コースタイムは4時間40分で山頂。
下山は3時間。計7時間40分。
ふつうに計算すると18時16分下山で完全アウト。
もちろんタイムは巻く前提なんで
登り4時間40分→3時間半
下山3時間00分→2時間
休憩時間30分
6時間往復すれば、、、16時36分下山。これで間にあうはずっ、、、!
いくぜ!!
当然コースタイムの短い砂防新道をチョイス。
が、、、渋滞っ、、、!!室堂に泊まる登山者と前日泊の下山者の渋滞っ、、、!
みんな大量の荷物を持ってるからゆっくり登るんだよ。
見える人はほぼ全員抜いてきたけど、細い道はほんとに抜けない。
あと、、、雨、、、、容赦ない雨、、、!!
黒ボコ岩着13時14分。
ノー休憩でこのていたらく。
ずぶ濡れになって着いた室堂ビジターセンター。14時着。
気温10度。
半袖にハードシェルだからクッソ寒い。
下を雨具に変えてインナーに長袖を着こむ。
こっから山頂までは40分、、、。
14時40分。
室堂に戻って15時10分。。。早くて15時か。
そっから今来た道を果たして2時間で帰れるか、、、??
行け、、、なくもない、、、か?
けどどっかでハマったら地獄の車道歩きが待っている、、、、
どうする、、、??????
雨は土砂降り状態。
無理矢理登ってもしょうがない、、、、
けど、東京からここまで20時間くらいかけて来てるんだぞ、、、。
もう一度白山登るのか、、、?
どうする?時間はないぞ、、、
って逡巡したんだけど安全策をとってここで引き返し。
帰りちんたら歩いて結局着いたのは16時40分。
バスで駐車場に戻ったのは17時14分。
ちなみに麓は晴れ!
うーーーーーーん、行けたのかなーーーーー。
山道が混んでなければ、、、!
雨が降ってなければ、、、!
終バスが30分遅ければ、、、!
10時のバスに乗れてれば、、、!
レンタカー屋を8時ジャストに乗れてれば、、、!
金沢で前日にレンタカーを借りてれば、、、!
小松空港から直で白山に向かってれば、、、!
いろんなたらればがないまぜになって正直超口惜しかった。
チョイスミスの重なりがこの結果を産んだんだよなあ。
室堂ビジターセンターは満員につき予約不可の状況で、帰りは白山の御前荘ってとこ予約しちゃってたんだよな。実際これも敗着なんだよな。ダメなら南竜山荘てとこあるからそこで泊まる計画しときゃよかったんだよ。
【原因】
9時前に登山道から登れないという余裕のなさ。
コースタイムを巻いて登るしかないハードな行程。
終バス17時という事実を知らなかった下調べの甘さ。
レンタカー屋が8時オープンなのに前日から借りないケチくささ。
宿屋から決めたせいで自由度が下がってしまう先見性の無さ。
どれかひとつ、、、、!どれかひとつだけでもあればクリアできたんだがなあ。
帰りは手取川ダム見てダムカードもらって北陸新幹線で帰京。
次回は岐阜側からリベンジかな。。。